技術書典5(こ-08)に「ネコならわかるゲームボーイアドバンスプログラミング入門」を出します
約1.5年ぶりに技術書典5に出展しましてこのたび無事当選しました.弊サークルからは2冊出す予定です.そのうち僕が執筆したのは「ネコならわかるゲームボーイアドバンスプログラミング入門」という同人誌です.先日,無事入稿ができました.
「こ-08」に「ガーベッジ制作部」として出させていただくことになりました.
ゲームボーイアドバンスというのは2000年代初頭に発売された携帯ゲーム機のことです.商用のゲーム機の中では仕様がだいぶ広まっており,自作ゲームは作りやすいゲーム機だと思います.ネット上に情報が多くあるのですが,さすがに古いゲーム機ということもあり現在は閉鎖しているページも珍しくありません.そんな状況の中で幅広くできるだけ手短かに理解できる同人誌を目指して執筆しました.
表紙
目次は以下のようになっております. ページ数は本文で69ページ目次ほどになりました.
はじめに 1 ゲームボーイアドバンスの概要 2 devkitProの導入(開発環境構築) 3 点を表示する(モード3で描画) 4 点を移動させる(Vcountの使い方) 5 キー入力で点を動かす(キー入力レジスタ) 6 タイマ機能と割り込み機能 7 音を鳴らす(ダイレクトサウンド) 8 タイルモード 9 オブジェクト 10 実機で動かす C言語で躓きそうなところをピックアップ おわりに
一応,Cでコードを書くのですが,Cは書かないよという人(ゲームボーイアドバンスには興味がある)に楽しんでもらいたかったので,可能な限りCの機能は使わなくとも一つ一つの機能はできるだけシンプルにまとめました.まずは当日立ち読みしていただくだけでも良いので言語関係なく少しでもゲームボーイアドバンスに興味があれば来ていただけると嬉しいです.
入稿のときは値段を優先するか悩みましたが,紙質はマッド紙にPP加工を施し,遊び紙のオプションまで加えるなど内容に見かけは豪華にしました(品質はねこのしっぽ様に期待!).内容がどうであれ,約2ヶ月間は仕事と趣味の合間を縫って執筆活動に勤しんだ一冊なので思い入れはありますからね.よく知らないテーマをもっと掘り下げて調べるついでに同人誌にしてしまおうという考えのもとで執筆をしたせいか,1冊目の「MicroPythonによるESP8266入門」に比べて執筆がなかなか進まず冷や汗をかきました.それでもなんとか扱いたいテーマをギリギリ一周することはできてほっと胸をおろしているところです.
また,弊サークルからはもう一冊出す予定ですがまだ脱稿していないようです(まだ書いてる模様...).
当日は何卒お手柔かにお願いいたします.